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電子カルテについて

当院では、企画情報部を中心に医療情報の電子化に長年取り組んでいます。
臨床試験部では、以下のような4つの取り組みを行っています。

A.警告システム

医師が、治験に参加している被験者の診療を行うときに診療録画面を開くとポップアップ機能として下図のような警告が出現します。これによって、患者さんが治験に参加されていることがわかります。警告の内容は、担当コーディネーターが作成しており、他科受診や緊急受診時等の対応のみでなく、併用禁止薬や併用禁止療法等についても注意を喚起しています。

警告システム

B.不正アクセス防止システム

治験依頼者や規制当局によるカルテ閲覧は、法律上、治験の適切な実施を確認するために医療機関に対し義務づけられています。当院では電子カルテの閲覧を行う際には、治験閲覧専用のIDを利用しています。このIDでは閲覧のみで書き込みは一切できません。また、指定された患者について指定時間内に限ってアクセスが可能です。これにより改ざんや不正アクセスを防止可能となっています。

  • 電子カルテの閲覧
    電子カルテの閲覧
  • 不正アクセスの防止
    不正アクセスの防止

C.長期データー保存とデータの閲覧

当院で実施した一般の診療に関する検査結果はすでに長期にわたって保存されています。このため電子カルテで容易に過去のデータをグラフにして表示することも可能です。

過去のデータ グラフ

D.治験用共通テンプレートの使用

紙カルテのシールに代わるものとして、診療記録に5つの治験用共通テンプレート【(1)同意および被験者背景(2)Visit(3)併用薬(4)併用療法(5)有害事象】を用意しました。また、入力補助のための文書をテンプレート(1)~(5)に合わせポップアップ機能(オペレーターメモ)に前もって記載することが可能です。診療録には、治験上必要となる事項、言葉などをここからコピーペーストすることも可能です。

オペレーターメモ
従来のカルテシールに代わるものとして電子カルテ用ワークシートを診察前にコーディネーターが貼付します。診療録への記入は医師以外できません。診察時に医師はオペレーターメモより診療録の中の治験用テンプレート(または、SOAP形式テンプレート)に貼付し、必要事項を記載をします。
治験専用テンプレート
治験専用テンプレート【(1)同意および被験者背景】

臨床研究センター

平成26年7月に新外来棟がオープンし、その5階に臨床研究センターが開設されました。臨床研究センターは、4室の診察ブースと6床の治療用ベッド、及び臨床検査室など、臨床試験専門の外来機能を備えており、臨床試験に参加する患者さんの診察、試験薬の処方および投与、PK採血などがセンター内で実施可能になります。
CRC部門と試験管理部門もセンター内に移転し、治験の直接閲覧対応や各種手続きもこちらで行われます。院内で実施される臨床試験を直接支援する機能を集約し、より効率的に患者、医師、治験依頼者等の支援を行うことが可能となります。
臨床研究品質確保体制整備病院として、優れた臨床研究が数多く実施されるように支援体制を整えてまいります。当センターをぜひご利用ください。

臨床研究センター マップ

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